「こんにちは!本日はよろしくお願いします。
早速ですが、宮崎電力が立ち上げるオウンドメディア– onelove miyazaki – はどんなメディアですか?」
小野さん
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「弊社は
サステナブルな地球を未来に残していくためには、社会にメッセージを発していかなくてはならないと考え、オウンドメディアを立ち上げました。宮崎で持続可能な活動をしている方の紹介や身近な環境問題などを発信することで、自然環境やエネルギーに少しでも関心をもっていただけたらと考えています。」
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「小野さんはいま、どんな課題感を感じていますか?」
小野さん ___________________
「各々が解決しなくてはならない問題や、やらなくてはならないことが山積されています。私たちの取り組むエネルギー問題もそうだし、エネルギー問題からおきる気候変動。そして、
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「エネルギー業界にいる小野さんからみえる、エネルギー問題は何ですか?」
小野さん_____________________
「いま、電気がたりないというニュースを目にした方も多いと思います。現在、
ガソリン、石油、ガス、すべて生活の根幹なのに、自給率が10%くらいしかないのは危機的状況だと感じています。エネルギー資源の大半を海外からの輸入に頼っていて、世界情勢によって価格が上がり、安定的にエネルギー源を確保できないこともあります。」
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「宮崎のエネルギー自給率も低いのですか?」
小野さん_____________________
「実は、宮崎のエネルギー自給率は30~40%で、全国的にみてもトップクラスに入ります。太陽光、バイオマス発電、水力発電など自然エネルギーの自給率があがっている背景もあります。
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100%再生可能エネルギーでまちをつくることをめざす
小野さん____________________
「RE100タウンとは、「Renewable Energy 100%」の頭文字を取った言葉です。枯渇燃料にたよらず、
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「いいことづくめですね!RE100タウンを実現するために乗り越える障壁は、どんなものがありますか?」
小野さん___________________
「私たちが供給する電力を自然エネルギー100%に近づけていくための企業努力をしていきます。いま使っている私たちの資源は枯渇資源なので、このまま使い続けていくと資源が不足し、
政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする『カーボンニュートラル』を目指すことを宣言しました。これは、人間が排出した二酸化炭素(CO2)と植物が吸収した二酸化炭素(CO2)がプラスマイナスゼロになる状態を目指すものです。
これは、エネルギーの問題だけでなく、地球に暮らす人たちの意識が必要で、様々な分野でそこに向けた活動をしないと到底、実現できないものです。」
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「だからこそ、発信に力を入れるのですね。」
まずはサステナブルな宮崎をつくることから
小野さん______________________
「自然の変化が地球に暮らす動物たちに影響を与えるように、
そんな状況をただ見過ごすのではなく、私自身も努力したい。とはいえ、『世界を変える』という主語は大きすぎる感覚もあり、まずは、自分たちが住んでいるところをよくする努力からはじめていき、そんな地域が増えることで結果、
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「そんなすべてがつながっている、という思いからも【onelove miyazaki】というメディア名になったのですね。これからどんなふうに広がっていくのか、とっても楽しみです!」
インタビュアー 長友まさ美
宮崎電力のミッションでもある「サステナブルな地球を未来に」という、シンプルで力強いメッセージが一貫して小野さんの口から語られる時間でした。
【onelove miyazaki】 では、環境問題のことに関心をもち自分ごとになる人が増え、「サステナブルな地球」をつくる仲間を増やす活動なのだと感じました。
エネルギーやSDGsなど、「なんとなく気にはなっているけれどよくわからない」という分野をわかりやすく伝え、「知る」「学ぶ」「アクションをする」というきっかけになるようなメディアが誕生しました。
エネルギーやSDGsなど、「なんとなく気にはなっているけれどよくわからない」という分野をわかりやすく伝え、「知る」「学ぶ」「アクションをする」というきっかけになるようなメディアが誕生しました。
わたしも一緒に、まずは「知る」ことから始めてみたいです。 成り行きの未来に身をまかせるのではなく、ありたい未来のために今できることを模索しながら、「知ってる」から「実践者」になっていく人が増えたら、きっと安心して暮らしやすい世界になるのではと希望を感じました。
「